
photobackのフォトブック
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※1:ALBUMのみ4色印刷
※2:FOLIO、ROUGH、POCKETの3種。通常の上製本のハードカバーとは異なり、厚紙を貼り合わせた本体をカバーで包む製本です。
※3:FOLIO、ROUGH、POCKETの3種。
※4:LIFE、BUNKOの2種。
photoback(フォトバック)は総合的に非常に品質の高いフォトブックです。編集機能は限られていますが、その分手早く簡単にフォトブックをつくることができるので、時間をかけずにつくりたい方にオススメできます。
用紙はマット紙にこだわっており、紙の手触り感や、やさしい風合いは他のフォトブックにはない仕上がりです。ナチュラルな雰囲気が好みの方には最適のフォトブックです。
photobackはこんな方にオススメ
・写真の良さを前面に出したい方
・テンプレートを利用して手早くつくりたい方
・写真の良さを前面に出したい方
・読み物としても楽しめるフォトブックをつくりたい場合
・やさしい印象の写真がテーマのフォトブックの場合
シンプルなデザインが好みの方
photobackでつくることができるフォトブックは、写真をレイアウトするだけの非常にシンプルなデザインです。シンプルではありますが、用意されているテンプレートは非常にバランスのとれたデザインになっていますので、テンプレートを選んで写真を配置していくだけで、簡単にメリハリのついたデザインをつくることができます。
写真の良さを前面に出したい方
プロの写真家の写真集なんかをみてみると、1ページに写真一枚、余計な装飾もなく非常にシンプルなものが多いです。余計な装飾がない方が写真そのものの魅力が引き立ちます。
一眼レフでこだわって写真を撮っている方など、写真には自信がある、写真の良さを前面にだしたいという方に最適です。
手早く作りたい方
photobackでは、写真の配置を自由に変えたり、背景の色を変えたり、写真やイラスト素材を自由に配置したりといったことはできません。編集の自由度という点では、他のフォトブックと比較すると物足りなく思うかもしれません。
これは一見短所に思えますが、見方を変えると編集機能が限られている分「簡単にできる」という長所であるとも言えます。あまりにも豊富に編集機能があると、選択肢が増えすぎて作業に時間がかかってしまうのです。
photobackなら手早くおしゃれなフォトブックを作ることができます。
読み物としても楽しめるフォトブックをつくりたい場合
photobackの印刷は上質で落ち着いたマットな仕上がりなので、文字を読むのに向いています。光沢がある用紙ではテカテカと光が反射してしまい文字が読みづらくなってしまいます。
写真を撮った時の気持ちやエピソードを一緒にいれてフォトエッセイのようなフォトブックをつくりたい方に最適のフォトブックです。
やさしい印象の写真がテーマのフォトブックをつくりたい場合
photobackの光沢のないマットな仕上げは、光沢がある用紙と比べると発色という点では劣りますが、その分自然な柔らかい印象になります。そのため子どもや家族写真、ペットの写真のようなあたたかいほのぼのとしたテーマの写真の表現に適しています。
・1ページにたくさん写真を入れたい方
・写真の発色にこだわる方
・縦位置の写真が多い方(特にスマホで撮影した場合)
photobackは編集機能が限られているので、イラストを配置したり、背景に画像を入れて賑やかなデザインにしたい、1ページにたくさん写真を入れたいなど、自由に編集したいという方には向いていません。
また、マット紙は光沢紙に比べると写真の発色という点ではやや劣ります。
写真の発色の良さやきらびやかさを優先したい方は他のフォトブックを選んだ方がいいでしょう。
またphotobackのテンプレートは横位置の配置が多いため、縦位置の写真が多い場合レイアウトがしづらいです。特にスマートフォンで撮影した写真の場合、比率がより縦長になり見せたい部分が入りきらないというケースもあります。
ここまで読んでphotobackに向いてないと思う方はこちらのマッチングチャートから自分に合ったフォトブックを探してみてください。
今はフォトブックサービスが充実している分、いざフォトブックを作ろうと思ってもどこのサービスのどのフォトブックがいいのか分からないで悩まれる方も多いかと思います。フォトブックを比較しているサイトもたくさんありますが、それぞれ調べていくのも一苦[…]
photobackの特徴
実際にPhotobackでフォトブックを作成してみて感じた特徴を紹介します。
質感のいいマットな用紙が魅力
Photobackは全ての種類のフォトブックで上質で落ち着いた「マット用紙」を採用しています。
自然な風合いで手触り感も良く、写真に指紋がつくなんて心配もありません。印刷方法は6色印刷(「ALBUM」サイズを除く)を採用しているため画質についても非常に品質が高いフォトブックです。
マット用紙のため、光の反射が少ないことがわかります。
バランスのとれたテンプレート
photobackは用意されているテンプレートのレイアウトが非常に優れています。テンプレート数こそ少ないものの、どのテンプレートを利用してもバランスのいいレイアウトを簡単に作ることができます。
また同じテンプレートでも写真の周りの余白なし、余白狭め、余白広めと、余白の広さを3段階に調整できるのが、他社の編集方法にない使いやすい機能です。この「余白をデザインする」という考え方のフォトブックはおそらくphotobackだけです。

書籍を意識したおしゃれな製本
表紙は全ての種類で本体をくるむジャケットを採用。このジャケットに表紙の写真が印刷されています。また書籍のような帯がつく種類もあります。
まるで本屋さんに売られているかのような仕上がりのフォトブックが作れてしまいます。
帯がつくのはLIFE(ライフ)とBUNKO(ブンコ)の2種。帯の色を選択したり、文字を入れることができます。
無期限保管サービスで注文した後も安心
万が一オリジナルの写真データがなくなってしまった場合のバックアップとして捉えることもできますね。
photobackのフォトブック一覧
種類 | FOLIO フォリオ |
ROUGH ラフ |
POCKET ポケット |
GRAPH グラフ |
---|---|---|---|---|
サイズ(WxH) | B5スクエア 186×186mm |
A5スクエア 150×150mm |
L版 90×128mm 128×90mm |
B5 186×248mm |
ページ数 | 16 / 24 / 36 P | 16 / 24 / 36 P | 16 / 24 / 36 P | 48 / 72 / 96 / 120 P |
価格(税抜) | 16P 6,600円 〜 36P 9,400円 |
16P 1,600円 〜 36P 3,600円 |
16P 1,000円 〜 36P 1,800円 |
48P 5,610円 〜 120P 9,400円 |
印刷 | 6色印刷 | 6色印刷 | 6色印刷 | 6色印刷 |
製本 | 合紙製本 (見開きフラット) |
合紙製本 (見開きフラット) |
合紙製本 (見開きフラット) |
くるみ製本(無線綴じ) |
作成環境 | パソコン(ウェブ) スマホ(ウェブ) |
パソコン(ウェブ) スマホ(ウェブ) スマホ(アプリ) |
パソコン(ウェブ) スマホ(アプリ) |
パソコン(ウェブ) スマホ(ウェブ) |
配置可能枚数 | 1P 4枚まで | 1P 4枚まで | 1P 2枚まで | 1P 4枚まで |
送料(税抜) | 無料 | 宅急便 616円 ネコポス 264円 特急便 1093円 |
宅急便 616円 ネコポス 264円 特急便 1093円 |
無料 特急便 477円 |
その他特徴 | ・専用ケース付き |
種類 | LIFE ライフ |
BUNKO ブンコ |
ALBUM アルバム |
|
---|---|---|---|---|
サイズ(WxH) | A5タテ 148×210mm |
A6タテ 108×144mm |
120×120mm | |
ページ数 | 24 / 36 / 48 / 60 / 72 / 96 / 120 P | 36 / 48 / 60 / 72 / 96 P | 36 P | |
価格(税抜) | 24P 3,086円 〜 120P 6,600円 |
36P 2,581円 〜 96P 3,734円 |
1,800円 | |
印刷 | 6色印刷 | 6色印刷 | 4色印刷 | |
製本 | くるみ製本(無線綴じ) | くるみ製本(無線綴じ) | くるみ製本(無線綴じ) | |
作成環境 | パソコン(ウェブ) | パソコン(ウェブ) | パソコン(ウェブ) スマホ(アプリ) |
|
配置可能枚数 | 1P 4枚まで | 1P 4枚まで | 1P 2枚まで | |
送料(税抜) | 宅急便 616円 ネコポス 264円 特急便 1093円 |
宅急便 616円 ネコポス 264円 特急便 1093円 |
宅急便 616円 ネコポス 264円 特急便 1093円 |
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その他特徴 | ・帯付き | ・帯付き |
photobackの作成レポート
我が家ではこれまでに、FOLIO(フォリオ)とLIFE(ライフ)の2つのサイズのフォトブックを作っています。
FOLIO(フォリオ)でイヤーブックを作成
Photobackのフォトブックの中では、一番厚く、重みがあり、専用ケース付きで高級感のあるFOLIOは、特別な記念や大切な思い出を残すのに適しています。
我が家では1年間の家族の思い出の写真をまとめたイヤーブックを作るのに利用しています。
LIFE(ライフ)で旅行のフォトブックを作成
LIFEはA5サイズのフォトブックです。
我が家では家族旅行で撮影した写真をまとめたフォトブックとして利用しています。LIFEは最大120Pまでページ数を選択できるので、ページ数の調整がしやすいです。旅行の日数や撮影枚数に応じて、適したページ数を選んで作成しています。
photobackの編集方法
Photobackは、用意されたテンプレートを選択し写真を配置してフォトブックを作っていきます。写真の配置や枚数を自由に変えたり、イラスト素材やテキストを自由に配置したりといったことはできません。
photobackのフォトブックは、写真と文字のみのシンプルなデザインのフォトブックを作ることができます。
作成環境
photobackは種類によって対応している環境が異なります。
作りたい種類のフォトブックがどの環境で作成できるのか、よく確認してからはじめてください。
パソコン | スマホ(ウェブブラウザ) | スマホ(アプリ) | |
---|---|---|---|
FOLIO(フォリオ) | ○ 全て対応 |
○ | × |
ROUGH(ラフ) | ○ | ○ | |
POCKET(ポケット) | × | ○ | |
GRAPH(グラフ) | ○ | × | |
LIFE(ライフ) | × | × | |
BUNKO(ブンコ) | × | × | |
ALBUM(アルバム) | × | ○ |
スマホのウェブブラウザでの編集は、1ページに1枚の写真を配置するだけのシンプルなレイアウトになります。1ページに複数枚の写真を使ったり、レイアウトを自由に編集したい場合はパソコンで編集する必要があります。また、パソコンで作成した編集データをスマホのブラウザで編集したり、逆にスマホで作成した編集データをパソコンで編集するということはできません。
パソコンでの編集方法
パソコンでは全ての種類のフォトブックを作ることができます。
編集エディタがFlashエディタ、Flash不要の新エディタの2種類があります(2019年現在)。新エディタは現在「お試し版」という位置づけで「ROUGH(ラフ)」「FOILO(フォリオ)」の2種のみの対応となっています。
Flash(アドビシステムズが開発した動画・ゲームを扱うための規格)は2020年末にはサポートを終了する予定ですので、今後は新エディタの方へ移行していくものと思われます。
- 作りたいフォトブックの種類を選択する
- 写真をアップロードする(jpg画像のみ)※後からでも追加可能
- 表紙を編集をする…テンプレートを選択 → 写真を配置 → タイトルを入力 → タイトルの色・配置などの調整
- ページの編集をする…テンプレートを選択 → 写真を配置 → 文章の入力
- プレビューして問題なければ注文手続きへ
スマホ(ウェブブラウザ)での編集方法
スマホのウェブブラウザで編集できるのはFOLIO(フォリオ)、ROUGH(ラフ)、GRAPH(グラフ)の3種類です。
この編集方法は、1ページに1枚づつ写真が配置される簡易的なものです。
- 作りたいフォトブックの種類を選択する
- 写真をアップロードする(jpg画像のみ)※後からでも追加可能
- 編集環境の選択画面が表示されるので、「スマホで編集」を選択する
- 写真の配置順序を決める…表示したい順に写真をタップする
- ページの編集をする…タイトルの変更、写真の回転・差し替え、ページの並び替えが可能
- プレビューして問題なければ注文手続きへ
スマホアプリでの編集方法
スマホアプリで編集できるのはROUGH(ラフ)、POCKET(ポケット)、ALBUM(アルバム)の3種類です。
スマホで撮影された写真を使用することが前提なのでどれも小さめのフォトブックになります。
アプリから手軽にフォトブックを作成できるので、スマホに撮りっぱなしの写真がたくさんあるという方にオススメです。
- アプリをインストールする
- 写真を選択する…特定の期間を指定または月ごと、日ごとに表示される写真をタップして選択
- 作りたいフォトブックの種類を選択する
- 作り方を選択する…「自分で配置」「おまかせ配置」のどちらかを選択
- ページの編集をする…タイトルの入力、テンプレートの選択、写真の回転・トリミング調整、文章の入力が可能
- プレビューして問題なければ注文手続きへ
Photobackまとめ
Photobackはマット用紙の手触りのいい質感と、書籍を意識したおしゃれな製本が特徴のフォトブックです。
6色印刷による画質はとてもきれいな仕上がりです。余白を3段階に調整するテンプレートも独特で、バランスがいいレイアウトがテンプレートを選択していくだけで簡単に・手早く作ることができます。
写真が趣味の方から初めてフォトブックを作る方まで幅広い方にオススメできるフォトブックです。