フォトブックの表紙のデザインは、数種類のテンプレートからレイアウトを選んで、写真を1枚どーんと配置して終わりということがほとんどです。
表紙がいつも同じ雰囲気になってしまう、もっと表紙のデザインを工夫したいと思ったことはないですか?特にスマホからフォトブックを作る場合は編集機能が限られていることも多くそう感じることも多いかと思います。
ここでは写真コラージュアプリを使って、数枚の写真をコラージュした表紙を簡単に作る方法をご紹介します。
写真加工アプリMOLDIV(モルディブ)をダウンロード
今回はMOLDIVという写真加工アプリを使ってみます。写真の明るさやフィルターをかけるなどの写真の加工や、今回紹介するコラージュ作成など豊富な機能を基本無料で使うことができます。
インスタグラムなどをやっている方は普段使いとしても便利ですし、フォトブック作りにも重宝しますのでインストールしておいて損はないと思います!
画面の説明
アプリを立ち上げるとメニュー画面です。
ざっくりと各メニューを説明しますと
- 編集…写真の色調補正、テキスト・ステッカーの挿入などの加工
- コラージュ…写真のコラージュを作成
- マガジン…雑誌の表紙風のテンプレート
- 動画…撮影時のリアルタイムフィルター
- カメラ…自撮りを綺麗に見せるためのフィルター
となっています。
今回はメニューから「コラージュ」を選択します。
写真をコラージュする
それでは、コラージュ画像を作る手順を説明していきます。
テンプレートを選択
メニューから「コラージュ」を選択すると、コラージュ用のテンプレートの一覧画面が開きます。
無料でも全部で120種類。有料ならなんと312種類ものテンプレートから選ぶことができます。
今回はこちらのテンプレートを使ってみます。
コラージュ画像の縦横比を設定
テンプレートを選択したら、まず「フレーム調整」のリンクをタップしてコラージュ画像全体の縦横比を設定してください。初期設定では1:1になっています。スライダーを動かすと比率を4:3、3:2、16:9などと変更できます。
使用したいフォトブックの編集ソフトやアプリを開いて、表紙テンプレートの写真枠の縦横比を確認し、それに見合った比率に調整してください。
写真を配置
テンプレートの写真枠をタップして、写真を配置していきます。
中央の枠は後でタイトルを入れるのであけておきます。
配置した写真をタップすると、写真の色調を補正したり、トリミング位置の微調整などができます。色調補正のフィルターは1枚づつに適用することもできますし、全体にまとめて適用することもできます。
トリミングを微調整し、全体にフィルターをかけてみました。
フレーム調整
写真同士の間隔を調整したり、写真枠を角丸に調整できたり。
お好みで調整してみてください。
- コラージュ画像の縦横比を調整
- 写真の角を円形に調整できます。
- 画像の周りの余白を調整できます。
- 写真の周りに影を落とせます。
- 写真同士の間隔を調整できます。
背景選択
背景の色や背景パターンを選択できます。
無料でも色は40色、パターンは18種類から選択できます。
今回の例では使っていませんが、お好みで試してみてください。
タイトルを入力
画面下の「Aa」というメニューをタップしてタイトルを入力。
文字色、文字の装飾(影、フチ)、フォントの選択が可能です。イメージにあうものを選択します。
中央にあけておいたスペースにおさまるように、フォントのサイズと位置を調整して完了です。
画像を保存
デザインが完了したら、作成したコラージュ画像を保存します。
保存する画像サイズを選択できますので、最大解像度を選択して保存します。
フォトブックの表紙に入れてみる
コラージュ画像ができたら実際にフォトブックの表紙に使ってみましょう。
今回は、しまうまプリントのA5スクエアサイズのフォトブックの表紙に入れてみます。
表紙のテンプレートから全面写真を選択して、作成したコラージュ画像を配置します。
最初の状態では写真の枠に対して少し拡大して配置されるため、写真の見せたい部分が見切れてしまう可能性があります。
「画像を枠にフィットさせる」のチェックをはずすと、配置する画像のサイズを調整できるので、バランスをみてサイズを調整してください。
あまりギリギリだと印刷時にページの周りに白いフチが出てしまうこともあるので、ある程度余裕をみて配置してください。
プレビューをしてみると、こんな感じでコラージュ写真の表紙を作ることができました。
注意点
表紙にタイトルを入力しなければならないフォトブックの場合は、コラージュ画像にはタイトルを入力せず余白を開けたままにしてください。
上の画像はphotoback ROUGH[ラフ]の編集画面です。タイトルを入力したら、もともと空けておいた余白の中央におさまるようにタイトルの位置やフォントサイズを調整します。
一枚写真と違ったデザインを楽しめると思いますので、是非試してみてください。