フォトブックの大きさ・予算を決めよう [ フォトブック作り方講座-3 ]

フォトブックのサービスを選んだら次はフォトブックの「大きさ」と「予算」を決めましょう。

大きさと価格

フォトブックの価格はその大きさとページ数で決まります。
基本的にはサイズが大きいほど、ページ数が多いほど価格は上がります。
ページ数は編集の段階で増減する可能性がありますので、この段階では厳密には決めず、まずは大きさとだいたいの予算感を決めるだけでOKです。

 

フォトブックの大きさ・形について

現在数あるフォトブックサービスを調べてみると、10cmほどの小さなフォトブックから30cm四方の大きなフォトブックまで様々な大きさのフォトブックがあります。
また縦長・横長・正方形とフォトブックの形にも種類があります。
各サイズと価格帯をまとめたので、検討の際にご覧ください。各サイズのフォトブックの比較はリンクからご確認ください。

サイズ感 大きさ サイズ 価格帯
特大 A3スクエア 300x300mm相当 ハード:8,000〜12,000円
A4縦 297x210mm相当 ハード:4,500〜6,000円
ソフト:1,000〜4,000円
A4横 210x297mm相当 ハード:4,500〜6,000円
ソフト:3,500〜4,000円
A4スクエア 210x210mm相当 ハード:4,000〜5,000円
ソフト:1,000〜3,500円
B5スクエア 180x180mm相当 ハード:3,500〜7,500円
ソフト:2,500円
A5縦 148×210mm相当 ハード:2,500〜3,500円
ソフト:500〜2,000円
A5横 210×148mm相当 ハード:3,000円
ソフト:1,500〜2,500円
A5スクエア 148×148mm相当 ハード:2,000〜2,500円
ソフト:300〜400円
A6(文庫) 105×148mm相当 200〜2,500円
CD 120x120mm相当 1,500〜2,500円

※20〜24ページの場合の価格を基本にしています。

色んなサイズ・形があるのでどれにしたらいいのか迷いますよね。
そんな迷える方に向けて、フォトブックのサイズ・形選びのポイントをご紹介しますね。

 

大きさ選びのポイント

フォトブックの大きさを決めるには、下記の3つのポイントから考えてみてください。

  • 入れたい写真の量
  • 記念の度合い
  • 収納場所

入れたい写真の量

たくさんの写真を1冊のフォトブックにまとめたい場合は、大きなフォトブックの方の方が適しています。サイズが大きければ1ページにたくさんの写真を入れることができますので、フォトブック全体でより多くの写真を収録できます。
ただ大きなフォトブックの魅力は、ドーンと迫力のある大きな写真を入れられる点でもあるので、たくさん入れようと思うあまり1点1点の写真が小さくなりすぎないように注意が必要です。

記念の度合い

赤ちゃんのお宮参り、七五三、卒業、結婚などイベントの記念の度合いから、フォトブックの大きさを決めるというのもアリです。
一生に一度しかないイベントの写真をおさめたフォトブックなら、写真の見栄えが良く、豪華に感じる大きなサイズのフォトブックの方が適しています。
逆に日常の写真を収めたカジュアルな写真が中心なら、B5やA5など手に収まりやすいサイズの方がちょうど良さそうです。

収納場所

作成したフォトブックを収納する場所が決まっている場合は、その場所の大きさからフォトブックのサイズを決めるという手もあります。
つくってみたけど棚に収まらなくて収納場所に困った…なんてことがないようにあらかじめ棚の高さや奥行きを測っておき、そこに収まるサイズのフォトブックを選択します。

 

縦長・横長・正方形 形選びのポイント

フォトブックの形選びにあたり、まずあなたがフォトブックに使いたい写真が縦長写真が多いのか、横長写真が多いのかを調べてみてください。
基本的にはこちらの考え方で選べばOKです。

  • 縦長写真が多い場合 → 縦長の形のフォトブック
  • 縦長写真が多い場合 → 縦長の形のフォトブック
  • 縦長写真と横長写真が混在している場合 → 正方形のフォトブック

レイアウトする写真が縦長か横長か、そしてフォトブックの形によってレイアウトしやすさが違ってきます。
下の画像のように縦長写真は縦長のフォトブックにレイアウトすれば、1ページに綺麗に収まります。また、横長写真は横長のフォトブックにレイアウトすれば、1ページにすっぽり収まりますね。

ナスビ
初めてフォトブックをつくる方には正方形のフォトブックをオススメします。
縦長でも横長でも1ページに収めやすくレイアウトしやすいですよ。

 

 

縦長のフォトブック

縦長のフォトブックは、人物写真を大きく入れるのに向いています。
例えば、七五三や成人式・結婚式など、縦長写真を多く撮っている場合に適しています。
また、写真を撮るのはもっぱらスマホという方も、縦持ちで撮ることが多ければ縦長のフォトブックの方が写真をレイアウトしやすいでしょう。

横長のフォトブック

横長のフォトブックは、横長の風景写真などが多い場合に向いています。
ページを開いた時大きく左右に広がるページが水平方向への広がりを感じさせるため、風景の臨場感を出しやすいからです。
旅行の写真など、風景と人物両方入れたい場合でもいいと思います。
ただサービスによっては横長のフォトブックがない場合もありますので、ご注意ください。

正方形(スクエア)のフォトブック

縦長写真・横長写真が混在している場合は、どちらも収まりやすい正方形のフォトブックをオススメします。
1ページに複数枚の写真をレイアウトする時、縦長写真と横長写真とが組み合わさり、変化のあるレイアウトがつくりやすいのもオススメするポイントです。
また、インスタグラムの写真など、もともと正方形の写真を使いたいなら、迷わず正方形ですね。

 


 

どんな大きさ、形のフォトブックをつくりたいか決まりましたか?
次回はフォトブックの構成について考えていきます。

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