A5縦サイズのフォトブックをお探しの方に向けて各社のフォトブックの比較とオススメのフォトブックを紹介します。
A5縦サイズのフォトブック比較
比較のポイントとなる製本の違い・編集環境・価格についてまとめてみました。A5縦サイズはハードカバーとソフトカバーどちらも種類が多く価格帯が異なりますので分けて比較していきます。
比較表
表紙のタイプの違いを[H]ハードカバー、[S]ソフトカバーのアイコンで示しています。価格は30Pのフォトブックを作成した場合の通常の金額です(ページを30Pちょうどに増やせない場合は最も近いページ数を表記)。
金額は変わっている可能性もあるので各サイトで再度ご確認ください。
社名 | サイズ(横mm x 縦mm) | 製本 | 編集環境 | 30Pの価格 (最小Pの価格) |
---|---|---|---|---|
DPE宅配便 | Hカジュアル たてA5(144×203) | フラット | WEB | 4209円 (6P/2573円〜) |
しまうまプリント | HA5プレミアムハード(148×210) | 無線綴じ | WEB アプリ | 32P/2298円 (24P/1898円〜) |
マイブック | HART-HC 200T(148×210) | 無線綴じ | 専用ソフト | 3800円 (10P/2660円〜) |
フォトレボ | HA5バーチカル(140×200) | 無線綴じ | 専用ソフト | 3036円 (16P/2273円〜) |
BON | HMサイズ(151×212) | 無線綴じ | WEB WEB | – (24P/2800円) |
社名 | サイズ(横mm x 縦mm) | 編集環境 | 30Pの価格 (最小Pの価格) |
---|---|---|---|
しまうまプリント | SA5ライト(148×210) | WEB アプリ | 32P/598円(24P/498円〜) |
SA5スタンダード(148×210) | WEB アプリ | 32P/1398円(24P/1198円〜) | |
フォトレボ | SA5バーチカル(140×200) | 専用ソフト | 1655円 (16P/891円) |
DPE宅配便 | Sライト たてA5(138×197) | WEB | 2727円 (10P/1364円〜) |
フォトバック | SLIFE(148×210) | WEB | 36P/3581円 (24P/3086円〜) |
マイブック | SART-SC 200T(142×204) | 専用ソフト | 3400円 (10P/2300円〜) |
※サイズは外寸です。
※価格は消費税別の通常価格です。
※各社のサイト上税込金額で表示されているものは税抜き金額を計算して表示しています。端数は四捨五入して表示しています。
比較のポイント
ハードカバー or ソフトカバー?
ハードカバーのフォトブックは厚紙の表紙がしっかりと本文をくるんでいるため痛みにくく耐久性があります。その分価格は少し高くなりますが、高級感や本格感がでます。
一方ソフトカバーは柔らかい表紙でできているためハードカバーに比べ耐久性は劣りますが、安価に作ることができます。
耐久性や、高級感が欲しい場合はハードカバーのフォトブック、安く作りたい場合はソフトカバーのフォトブックがおすすめです。
フラット製本 or 無線綴じ?
ハードカバーのフォトブックの製本方法には、フラット製本(合紙製本)と無線綴じがあります。フラット製本のフォトブックはページが180度フラットに開くことができるため見やすく、見開き全面を使ったレイアウトも可能です。
無線綴じはノリでページを圧着する製本方法です。合紙製本に比べて安価で作ることができます。ソフトカバーのフォトブックは全て無線綴じです。フラット製本にこだわらない方は、価格を安く抑えられるので無線綴じをおすすめします。
パソコンで作る or スマホで作る?
A5サイズのフォトブックは、パソコンのWEBブラウザ、専用ソフト、スマホのWEBブラウザ、アプリと色々な編集環境が選べます。
写真はほとんどスマホで撮るという方なら、スマホから作れるフォトブックを選ぶと効率的です。写真データをいちいちスマホからパソコンへ移動したりと余計な手間がかからないからです。
注意してほしいのは、パソコンの方がスマホより高度な編集ができるという点です。デザインやレイアウトにこだわりたいという方はパソコンでの編集をおすすめします。
どんなデザインを作りたいか?
どんなデザインのフォトブックを作りたいか頭の中にイメージはあるでしょうか?フォトブックの編集エディタには、自由自在に写真を配置できるものと、あらかじめ決められたテンプレートを選んでそこに写真を配置していくものとがあります。
写真やイラスト素材を自由に配置したり、背景に模様をひいたりというように自由自在にデザインしたいという方は高度な編集機能をそなえたフォトブックを選ぶ必要があります。自由にデザインしたい方は、上記の表の「専用ソフト」の記載があるフォトブックをおすすめします。
テンプレートをもとにしたデザインは、基本的にどの編集環境でも可能です。フォトブックを手早く作りたい方はテンプレートを使った編集がいいかと思います。
オススメのフォトブック
この比較表だけではどのフォトブックにしたらいいのか決められない…という方はフォトブック作りで一番重視するポイントは何か考えてみてください。
価格はできるだけ安い方がいいのか、多少価格が高くても画質や品質にこだわりたいのか、など重視するポイントは人それぞれです。
「何を一番重視するか」でフォトブックを選ぶのが、自分にぴったりのフォトブックを選ぶためのコツです。
A5縦サイズのフォトブックで最安級「しまうまプリント」
A5プレミアムハード
- サイズ:148 x 210mm
- ページ数:24P・32P・48P・72P・96P・144P
- 製本:無線綴じ
- 表紙:マットPP加工
- 本文:プレミアムサテン
- 価格:24P/¥1,898(税別)〜
- 送料:メール便 100円(税別)/宅配便 600円(税別)
- 納期:メール便 発送日より4~8日程度でお届け、宅配便 発送日より2日程度でお届け
A5縦サイズのフォトブックで最安級なのはしまうまプリントのフォトブックです。しまうまプリントのフォトブックには、印刷や製本の違いで3つのグレードがあります。最上位のグレードの「プレミアムハード」はハードカバーの表紙、7色印刷を使った高画質の仕上げになっています。フォトブックを安く作りたいけど、表紙はハードカバーがいいという方は、しまうまプリントのフォトブックがオススメです。「ライト」「スタンダード」のグレードはソフトカバーのフォトブックで、ライトは4色印刷、スタンダードは6色印刷です。しまうまプリントのフォトブックはどの仕様でも格安なので、A5サイズのフォトブックをとにかく安くつくりたいという方にオススメです。
編集環境はパソコンのWEBブラウザ、スマホアプリとなっています。各ページのテンプレートを選択して写真を配置していくだけですので手早くフォトブックを作ることができます。
7色印刷でも安い!「フォトレボ」
A5バーチカル
- サイズ:140 x 200mm
- ページ数:16〜100P ※2ページ毎に追加可
- 製本:無線綴じ(PUR製本)
- 表紙:クリアPP加工
- 本文:サテン
- 価格:16P/980円(税込)〜 追加2ページ毎 120円(税込)
- 送料:通常便 540円(税込)/ネコポス 275円(税込)
- 納期:3営業日発送
フォトレボは7色印刷の高品質でも価格が安いのが特徴のフォトブックです。表紙はソフトカバーになりますが、16Pで980円(税込)から作ることができます。あまりに安いと画質が心配という方はフォトレボのフォトブックがオススメです。本文の印刷は7色印刷による高画質印刷、従来の無線綴じよりもノドの部分が見やすいPUR製本を採用し、高品質のフォトブックです。
編集環境はパソコンの専用ソフト、PC、タブレット、スマホのWEBブラウザでのオンライン編集です。パソコンの専用ソフトでは写真や文字、イラスト素材、背景パターンなどを自由にレイアウトすることができるので、デザインにこだわりたい方にもオススメです。
フラット製本のフォトブックなら「ビスタプリント」
※ビスタプリントは2022年8月31日でサービス終了しました。
縦長Mサイズ
- サイズ:150 x 200mm
- ページ数:24~120P ※2ページ毎に追加可
- 製本:合紙製本
- 表紙:PP加工光沢
- 本文:半光沢マット紙
- 価格:24P/¥3,480(税別)追加2ページ毎 ¥210
- 送料:600円(税別)
- 納期:通常6営業日
フラット製本のフォトブックを作りたいという方にオススメなのがビスタプリントです。フラット製本ならページを180度フラットに開くことができるので、見開き全面を使ったレイアウトも可能です。
編集環境はパソコンのWEBブラウザ、専用ソフト、スマホのWEBブラウザ
です。パソコンの専用ソフトでの編集の場合は全ての機能を使用できるので、じっくり丁寧に自分の思い通りのフォトブックを作りたい方は専用ソフトでの編集をオススメします。逆に手早く作りたい方はWEBブラウザ上での編集が適しています。
本物の写真で作るフォトブック「DPE宅配便」
カジュアル たてA5
- サイズ:144 x 203mm
- ページ数:6~32P ※2ページ毎に追加可
- 製本:合紙製本
- 表紙:PP加工光沢
- 本文:写真用印画紙
- 価格:6P/¥2,830円(税別)追加2ページ毎 ¥150
- 送料:宅配便 550円(税込)
DPE宅配便のフォトブックは、本物の写真を貼り合わせてつくるフォトブックです。フォトブックの画質について、トナーやインクによる印刷方式ではなく、一般の写真プリントと同じく銀塩方式の仕上がりを期待される方にオススメのフォトブックです。
製本は見開きのページごとに写真を貼り合わせた合紙製本で180度フラットに開くことができます。編集環境はパソコンのWEBブラウザのみ。テンプレートを選んで写真を配置していく編集方法です。
10P 1,500円から作れるソフトカバーのフォトブックもあります。
帯付きのおしゃれなフォトブック「Photoback」
LIFE
- サイズ:148 x 210mm
- ページ数:24P・36P・48P・60P・72P・96P・120P
- 製本:くるみ製本(無線綴じ)
- 本文:微塗工紙
- 価格:24P/¥3,086円(税別)〜
- 送料:宅急便 616円(税別)/ネコポス 264円(税別)
本屋に売っている書籍のように帯が付いているのが特徴のフォトブックがPhotobackのLIFEです。Photobackのフォトブックはどれも、光沢をおさえたマット用紙を採用しているため、写真を柔らかい印象に仕上がり、文字を読むのにも向いています。帯がついた雰囲気が気に入った方や、読み物としても楽しめるフォトブックを作りたい方にオススメのフォトブックです。
編集環境はパソコンのWEBブラウザのみです。
写真をアップロードして各ページのテンプレートを選択、写真を配置していくだけなので手早く作成できると思います。
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麻布ばりの表紙が個性的!無印良品推奨のフォトブック「BON」
Mサイズ
- サイズ:151 x 212mm
- ページ数:24P・48P
- 製本:無線綴じ(PUR製本)
- 表紙:麻布
- 価格:24P/¥2,800円 48P/¥3,300円(税別)
- 送料:ゆうメール 215円〜(税別)
麻布張りの表紙で個性的な佇まいを醸し出しているのがBONのフォトブックです。BONは無印良品が推奨するフォトブックサービスです。無印良品のインテリアにぴったりのシンプルで無駄のない設計の造本になっています。
造本自体がおしゃれなので、レイアウトに凝らなくても簡単におしゃれな印象のフォトブックが作れそうですね。
他社とは違う個性的な印象のフォトブックを作りたい方にオススメのフォトブックです。
このサイズの良いところ・悪いところ
- 大きすぎず、小さすぎずちょうどいいサイズ感
- 本棚に収納しやすい
- 縦長の人物写真をレイアウトしやすい
1ページ全面に写真を配置の場合は写真の2Lサイズ(127×178mm)より一回り大きいサイズ、1ページに2枚配置の場合はL版(89×127mm)より一回り大きいサイズと見慣れたサイズ感で写真を配置できます。
手で持って見るにもちょうどいいサイズ感で、本棚にも収納しやすいです。
- 1ページにたくさん写真を配置するのには向いていない
欲張って1ページにあまりたくさんの写真を配置しようとすると、仕上がって見てみたら写真が小さくなりすぎたなんて可能性もあります。被写体が写っているサイズにもよりますが、1ページに配置する写真はせいぜい4枚くらいまでにおさめたほうがいいかと思います。