A4スクエアサイズのオススメのフォトブック【フォトブック比較】

A4スクエアサイズのフォトブックをお探しの方に向けて各社のフォトブックの比較とオススメのフォトブックを紹介します。

A4スクエアのフォトブック比較

比較のポイントとなる製本の違い・編集環境・価格についてまとめてみました。

ナスビ
A4スクエアサイズを作れるフォトブック7社を比較してみました。

比較表

表紙のタイプの違いを[H]ハードカバー、[S]ソフトカバーのアイコンで示しています。価格は30Pのフォトブックを作成した場合の通常の金額です(ページを30Pちょうどに増やせない場合は最も近いページ数を表記)。
金額は変わっている可能性もあるので各サイトで再度ご確認ください。

社名サイズ(横mm x 縦mm)製本編集環境30Pの価格
(最小Pの価格)
フォトジュエルSH21cmスクエア(204×204)フラット専用ソフト5980円
(20P/4480円〜)
フジフォトアルバム
Hスクエアタイプ210(210×210)フラットWEB
WEB
36P/5980円
(8P/2480円〜)
マイブック
HFLAT 210S(216×216)フラット専用ソフト6100円
(10P/4500円〜)
DPE宅配便
Hクラッシィ ましかく210(216×216)フラットWEB6418円
(6P/4236円〜)
フォトレボ
HMサイズ(200×200)無線綴じ専用ソフト3917円
(16P/2909円〜)
フォトジュエルSH21cmスクエア(204×204)無線綴じ専用ソフト
アプリ
4480円
(20P/2980円〜)
マイブック
HART-HC 210S(216×216)無線綴じ専用ソフト5600円
(10P/4000円〜)
フォトジュエルSS21cmスクエア(204×204)無線綴じ専用ソフト
アプリ
2980円
20P/1980円〜
マイブック
SART-SC 210S(216×216)無線綴じ専用ソフト4900円
(10P/3300円〜)

※サイズは外寸です。
※価格は消費税別の通常価格です。
※各社のサイト上税込金額で表示されているものは税抜き金額を計算して表示しています。端数は四捨五入して表示しています。

 

比較のポイント

ハードカバー or ソフトカバー

ハードカバーのフォトブックは厚紙の表紙がしっかりと本文をくるんでいるため痛みにくく耐久性があります。価格は少し高くなりますが、高級感や本格感がでます。
一方ソフトカバーはハードカバーに比べ安価に作ることができます。ただ柔らかい表紙でできているため耐久性には劣ります。

長期間保存するフォトブックにしたい場合や高級感が欲しい場合にはハードカバーのフォトブックがオススメです。
耐久性より、安く作れることを重視する方はソフトカバーのフォトブックを選ぶというのもアリかと思います。

フラット製本 or 無線綴じ

製本方法にはフラット製本(合紙製本)と無線綴じがあります。
フラット製本の方が価格は少し高くなりますが、ページが180度フラットに開くことができるため見やすく、また見開き全面を使ったレイアウトも可能です。
無線綴じは安価ですが、綴じた部分(ノド)が完全に開かず見開きをまたぐように写真をレイアウトする場合、ノドに写真の見せたい部分が隠れないように注意が必要です。

特に製本にこだわりのない方や、初めての方にはフラット製本のフォトブックがオススメです。

パソコンで作る or スマホで作るか

このサイズ以下のフォトブックでは、スマホから作成できるものがちらほらでてきます。スマホから作成できる最大サイズはA4スクエアと言えるかと思います。
パソコンのWEBブラウザや専用ソフトからフォトブックを作る場合は、レイアウトやデザインを自由に編集することができます(DPE宅配便を除く)。スマホから作成する場合はテンプレートを選んで写真を配置する編集方法になります。

フォトブックのデザインやレイアウトにこだわりたい方、自由にレイアウトしたい方はパソコンから作ることをオススメします
スマホで撮った写真を使いたい方や、手早く作りたいという方はスマホからの作成でもいいかもしれません。

 

オススメのフォトブック

この比較表だけではどのフォトブックにしたらいいのか決められない…という方はフォトブック作りで一番重視するポイントは何か考えてみてください。
価格はできるだけ安い方がいいのか、多少価格が高くても画質や品質にこだわりたいのか、それともなるべく時間をかけずに作りたいのかなど重視するポイントは人それぞれです。
「何を一番重視するか」でフォトブックを選ぶのが、自分にぴったりのフォトブックを選ぶためのコツです。

重視するポイントごとにオススメのフォトブックを紹介していきますね。

 

A4スクエアハードカバー・フラット製本で最安級「ビスタプリント」

※ビスタプリントは2022年8月31日でサービス終了しました。

スクエア Lサイズ
  • サイズ:210 x 210mm
  • ページ数:24~120P ※2ページ毎に追加可
  • 製本:合紙製本
  • 表紙:PP加工光沢
  • 本文:半光沢マット紙
  • 価格:24P/¥3,980(税別)追加2ページ毎 ¥270
  • 送料:600円(税別)
  • 納期:通常6営業日

A4スクエア・ハードカバー・フラット製本のフォトブックで最安級なのはビスタプリントのフォトブックです。ハードカバー・フラット製本のフォトブックをリーズナブルに作りたい方にオススメのフォトブックです。
ダウンロード版の編集ソフトは自由度が高く、写真や文字、イラスト素材を自由に配置することができます。じっくり丁寧に自分の思い通りのフォトブックを作りたい方はダウンロード版での編集をオススメします。逆に手早く作りたい方はWEBブラウザ上での編集も可能です。
テンプレートを選んで配置する編集方法のみになりますが、スマホのアプリからでもフォトブックを作成することができます。

 

フラット製本でなくてもいいので安く作りたいなら「フォトレボ」

Mサイズ
  • サイズ:200 x 200mm
  • ページ数:16~80P ※2ページ毎に追加可
  • 製本:無線綴じ(PUR製本)
  • 表紙:コート紙 (マットPP加工)
  • 本文:サテン
  • 価格:16P/¥3,200(税込)追加2ページ毎 ¥170
  • 送料:540円(税込)
  • 納期:通常3営業日出荷

フラット製本にこだわらない方は、フォトレボのフォトブックがオススメです。180度完全に開き切ることはできませんが、フォトレボのフォトブックはPUR製本という方法を採用しており、従来の無線綴じよりも開きが良くノドの部分が見やすい製本になっています。A4スクエア・ハードカバーの中で最安級と価格は安いですが、高画質な7色印刷、自由度の高い編集ソフト、業界最速級の3営業日出荷と品質・サービスはとても充実しています。

 

本物の写真で作るフォトブック「フジフォトアルバム」

スクエアタイプ210
  • サイズ:210 x 210mm
  • ページ数:8/12/24/36/48P
  • 製本:合紙製本
  • 表紙:マットPP加工
  • 本文:写真用印画紙
  • 価格:8P/¥2,480 12P/¥2,980 24P/¥4,480 36P/¥5,980 48P/¥7,480(税別)
  • 送料:900円(税別)
  • 納期:約1~3週間で発送

フジフォトアルバムのフォトブックは、本物の写真を貼り合わせてつくるフォトブックです。トナーやインクで用紙に印刷するフォトブックとは異なり、写真用印画紙を光で露光させて発色させる銀塩方式を採用しており高品質で高級感のある仕上がりになります。フォトブックの仕上がりに、写真スタジオの写真やL判などの写真プリントと同じ仕上がりを期待される方にオススメです。編集はWEBブラウザでのオンライン編集ですが、自由度の高い編集が可能です。納期は1〜3週と遅めです。

 

製本タイプと用紙の種類が選べる「フォトジュエルS」

※フォトジュエルSは2023年12月20日でサービス終了しました。

21cmスクエア
  • サイズ:204 x 204mm
  • ページ数:20〜60P(スタンダード・フルフラットは40Pまで)
  • 製本:無線綴じ・フラット製本・合紙製本
  • 本文:半光沢・光沢・ラスター・ファインアート
  • 価格:スタンダード:20P/1,980円〜 フルフラット:20P/4,480円〜 レイフラット:6,480円〜(税別)
  • 送料:800円(税別)
  • 納期:6〜7営業日出荷

フォトジュエルSはキヤノンが運営するフォトブックサービスです。価格を抑えた無線綴じからフルフラット、見開きを一枚の紙で仕上げたレイフラットまで3つの製本タイプから選ぶことができます。また用紙の種類は、半光沢、光沢、ラスター、発色豊かな表現を可能にする高級紙のファインアートまで4種類から選べます。製本と用紙の種類の選択肢が多く、好みに合わせた仕上がりのフォトブックを作ることができます。
画質は自社の業務用フォトプリンターによる7色印刷による高画質印刷です。
価格は高めですが、仕上がりにこだわりのある方にオススメです。
スマホアプリからはスタンダードタイプ(無線綴じ)のフォトブックが作成できます。

デザインテンプレートを使って手早く作れる「マイブック」

FLAT 210S
  • サイズ:216 x 216mm
  • ページ数:10〜40P※10ページ毎に追加可
  • 製本:合紙製本
  • 表紙:PP加工光沢
  • 本文:光沢紙
  • 価格:10P/¥4500〜(税別)
  • 送料:500円(税別)
  • 納期:6営業日出荷

マイブックは七五三や結婚式などテーマに合わせたデザインテンプレートが豊富にあることが魅力です。
一から全部のページのレイアウトを作っていくのは手間がかかりますが、デザインテンプレートを利用すればあらかじめ用意された枠に写真をはめ込んでいくだけでだれでも短時間で簡単にフォトブックが完成してしまいます。他のフォトブックと比較すると価格は少し高めですが、「時は金なり」という言葉もあるように短時間で作れるのはそれだけの価値がありますよね。子育てで忙しいママパパにはうれしい限りです。

なるべく時間をかけずにフォトブックを作りたい方だけでなく、デザインやレイアウトに自信がない方、フォトブックを初めて作る方にもオススメです。

 

このサイズの良いところ・悪いところ

  • 縦長写真でも横長写真でもレイアウトしやすい
  • インスタグラムの写真など正方形の写真がぴったり収まる
  • ページが大きいのでたくさんの写真を配置できる

正方形のフォトブックは、縦長の写真でも横長の写真でもレイアウトしやすいのが特徴です。また縦長写真と横長写真とが組み合わさり、変化のあるレイアウトがつくりやすいというメリットもあります。
インスタグラムなどもともと正方形の写真を使うのにもぴったりです。
また、ページが大きいので1ページにたくさんの写真をレイアウトすることができます。

  • たくさん写真を使う場合は編集に時間がかかる
  • 横長写真や縦長写真を1ページ全面に配置する場合、トリミングがうまくいかない場合がある

ページが大きいためたくさん写真を配置できるのはメリットですが、その分編集に時間がかかる可能性があります。フォトブックの編集エディタには写真を時系列に自動配置できる機能があるので、そういった機能を活用して効率的に進めるようにしましょう。
また、横長や縦長などの比率で撮影した写真を1ページ全面にレイアウトする場合、左右や上下がトリミングされて被写体が入りきらない場合があります。その場合、複数の写真を組み合わせてレイアウトするなどレイアウトに工夫が必要です。