フォトブックの表紙を作るとき、使うフォントをなんとなく選んでしまっていませんか?フォトブックの表紙は主に写真とタイトルだけなので、タイトルにどんなフォントを使うかで印象がガラッと変わります。
タイトルのフォントに少しこだわってフォトブックの表紙をおしゃれに仕上げてみましょう!
フォントを自由に使えるフォトブックを選ぼう
まず前提として、フォントを自由に使えるフォトブックを選ぶ必要があります。下記の2社のフォトブックは、専用の編集ソフトをパソコンにダウンロードして作成するため、インストールされている全てのフォントを使うことができます。
フォントを自由に使えるフォトブック
WEBブラウザ上で編集するタイプのフォトブックは決められたフォントしか使えないので、フォントにこだわりたい方は上記のフォトブックを選んで作ってみましょう!
フォントを探してみよう
自分のパソコンにもともとインストールされているフォントには、おしゃれなフォントがない…という方は、フォントを探してダウンロードしましょう。
無料でフォントをダウンロードできるウェブサイトを紹介します。
日本語フォント
フォトブックのタイトルを日本語にしたい方は、日本語のフリーフォントをダウンロードしましょう。
フォントフリー
日本語フリーフォントが集められているウェブサイトです。
「手書き」「かわいい」などフォントの雰囲気ごとに表示できます。
注意点
日本語は漢字を一文字一文字デザインする必要があるため、フォントを作るのがめちゃくちゃ大変です。市販されている日本語フォントはひらかな・カタカナ・漢字・数字、合わせておよそ7,000文字以上の文字が含まれています。無料で提供されている日本語フォントは、ひらがな・カタカナのみだったり、漢字も一部しかないことが多いです。使いたい漢字がない場合は、漢字だけ似た雰囲気の別のフォントを使う、あえてひらがなやカタカナで表現するなど工夫してみてください。
欧文フォント
フォトブックのタイトルを英語で表現したい方は、欧文フォントをダウンロードしてください。日本語に比べると圧倒的に無料でダウンロードできるフォント数が多いのでお好きなフォントをダウンロードして使ってみてください。
Befonts
英語サイトですが、お好みのフォントを見つけたら「download」ボタンをクリックするだけなので簡単です。
いろいろなデザインのフォントが、とにかく大量にあります。
ゴシック体ならSANS SERIF、明朝体ならSERIF、手書きっぽいフォントならSCRIPTというメニューから探してみてください。他にも、いろいろな雰囲気のフォントがそろっていますので、ざっと目を通してみると「こんなフォントもいいかも!」と発見があるかもしれませんよ。
フォントを使ってみよう
フォントをインストールできたら、さっそくフォトブックに使ってみましょう。今回はダウンロードしたフォントを表紙のデザインに使ってみます。
試しにビスタプリントで、赤ちゃんの写真を使って「Hello Baby」というタイトルのフォトブックの表紙を作りたいと思います。
レイアウトをする
まずはテキストボックスにタイトルを入力します。
一般的な明朝体のフォントですが、このままでは やや堅苦しい印象がありますのでさっそくフォントを変更してみましょう。
フォントを変えてみる
今回は「Hello Baby」というタイトルなので、手書きの雰囲気のやさしい印象のフォントを選んでみました。
Befontsからあらかじめダウンロードしておいた「just smile」というフォントに変更しました。
Befontsから「just smile」フォントをダウンロードする
タイトルを調整
写真の余白にうまくタイトルがおさまるように調整します。
2行にしてフォントサイズを調整、赤ちゃんの体がページの対角線の構図になっているので、タイトルも少し傾けてバランスを取りました。
またタイトルの色もやさしい雰囲気になるようにピンクに変更しました。
プレビュー
プレビューして確認します。
赤ちゃんの写真の雰囲気やタイトルのメッセージに合わせたやさしい印象の表紙デザインにすることができました。
まだ少し寂しい印象なので、タイトル周りをイラスト素材などで飾り付けをするともっと良くなるかもしれませんね。
こんな感じで普段何気なく使っているフォントを、被写体の雰囲気やフォトブックのテーマに合わせた印象のフォントに変えると、グッと表紙のデザインが良くなります。
みなさんもぜひ試してみてください。