全体の構成を考えよう[ フォトブック作り方講座-4 ]

つくりたいフォトブックの大きさが決まったら、さっそく制作にとりかかりたいところですが、まだもうちょっとだけお待ちください。
次に考えること、それはフォトブックの構成を決めることです。
今回は、フォトブックの構成について考えてみます。

 

 

構成ってどういうこと?

フォトブックは1冊の本です。
表紙を開き、ページをめくっていき最後のページまで、ひとつの流れがあります。構成とは、最初のページから最後のページまでフォトブック全体をどのように組み立てるのか、さらに簡単に言いかえるとどんな順番で写真を並べるか考えるということです。

例えば、同じ写真を使ってフォトブックをつくっても、その並べ方で見た時の印象は大きく変わります。
写真の並べ方の違いでどのように印象が変わるのか具体的に見てみましょう。

 

同じ写真でも並べる順番で印象が変わる

旅行に行った時の写真をまとめたフォトブックを参考に考えてみます。
まず王道なのが「時系列」に写真を並べる構成です。
実際に体験したのと同じ順番で写真が並んでいるので、フォトブックを見た時にそれを追体験するようにその旅行を思い出すことができそうです。

次に、旅の楽しみごとに分類して並べるという構成も考えられます。例えば観光地、グルメ、旅のお土産、移動のための乗り物…。旅のいろいろな楽しみ方が強調され、時系列に写真を並べた時とは違った見え方になりそうです。

 

いろんな構成の方法

いくつか構成の例をご紹介します。
これからつくろうとしているフォトブックのテーマにはどんな構成が合うのか考えながら見てもらえればと思います。

時系列で並べる

時間軸がある写真を並べるなら、シンプルに「時系列」に並べるのが自然です。子どもの一年の成長の写真、四季の風景の写真、運動会やスポーツの試合などのイベントの写真。こんな写真をまとめたフォトブックをつくるなら時間の流れに合わせて並べると分かりやすいです。
「時系列」の構成は、どんなテーマでも使いやすい汎用性の高い構成です。

 

カテゴリーをつくって並べる

1冊のフォトブックの中に「章」をつくるような感覚で、カテゴリーをつくって構成する方法です。
先ほどの旅行のフォトブックの例で言うと、観光地、グルメ、お土産などがカテゴリーです。子どもの日常の写真をまとめたフォトブックの場合なら、例えば、幼稚園の行事の写真、ペットと一緒の写真、散歩の写真などシーンやシチュエーションでカテゴリーを分ける構成が考えられます。
単純に時系列に並べていくと、バラバラな印象になってしまうような場合は、このように同じ種類の写真をカテゴリー分けして集めて見せるとまとまりがある見せ方ができます。

 

場所で並べる

撮影した「場所ごと」に分けて写真を並べる方法です。
例えば子どもの日常の写真をまとめたフォトブックなら、フォトブックの前半はお部屋の中で遊んでい写真に、後半は屋外で遊んでいる写真にするという具合です。
屋内と屋外で写真を分けた方が、ひとつの見開きの中に近い雰囲気の写真が並ぶので、屋内と屋外の写真が混在するより統一感が出て見た目の印象もよくなります。

 

ストーリーの順に並べる

ひとつのストーリーに沿って写真を並べていく方法です。
例えばサッカーチームに所属する子どもの練習や試合の写真をまとめたフォトブックをつくるとします。単純に時系列に並べていくと、○月○日練習→△月△日試合→□月□日練習→●月●日試合…と並んで行くわけですが、ちょっと単調になります。

ストーリー順に並べる構成の方法では、例えば
負けた試合の様子→練習→試合前の様子→試合中→勝利の瞬間→試合後の様子
という形にひとつのストーリーをつくって写真を並べていきます。
試合に負けてくやしい思いをするところからはじまり、チームで必死に練習した結果、次の試合で勝利をつかむことができた、というようにドラマティックな見え方になりますよね。
このように撮影した日時にとらわれることなく、ひとつのストーリーが成立するように写真を並び替えて1冊にまとめるという方法です。

 


 

ここで紹介した以外にもまだまだ構成の方法は考えられると思います。
いきなり凝った構成を考えていくのは難しいので、まずは時系列に並べていくだけでも十分素敵なフォトブックがつくれます。
フォトブックづくりに慣れてきたら、いろいろな構成にチャレンジしてみてください。

次回は構成を元に具体的な写真の並びの設計図を考えていきます。

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