写真が整理できないままどんどんたまってしまう4つの理由

みなさんは、子どもの写真をきちんと整理できているでしょうか。
お出かけや旅行、学校の行事など撮影する機会は多く、気づけば整理できないまま写真が山積みに…。
まさに我が家もそんな感じです。
今回はなぜ写真の整理が進まないのか、その原因について考えてみました。

とにかく時間がない

一番の原因はこれでしょう。
とにかく時間がない…。
共働きの世帯も多い現在ではママもパパも「写真を整理する」なんてことより優先度の高いことをこなすだけで毎日精一杯です。

平日は仕事に家事・育児で写真を整理するなんて余裕があるはずもなく、
土日はと言えば、平日にできなかった買い出しやら、家族の3食分の調理やら、習い事の送り迎えやら、PTAの作業なんかで結局時間がなかったりします。

いつかちゃんと写真を整理したいと考えていても、毎日のタイムスケジュールに、そのための時間を割く余裕はないんです。

 

めんどうくさい

「じゃあ時間があったら写真整理するの?」
答えはNO。
なぜならめんどうくさいからです。
まったくダメ人間のようですが、自分も含めて大多数の人はおそらくこんな感じでしょう(笑)

毎日忙しく自分のために使える時間なんてほとんどないんです。
時間があったら写真の整理なんてことより、自分の趣味や息ぬきに使いたくなるもんです。

ついつい「めんどうだし、また今度でいいか」と後回しになってしまいますよね。

 

整理の方法が複雑すぎ

昔は、写真を撮ったらフィルムを現像して、アルバムへ収納、とシンプルな整理方法でした。

今は撮影手段だけをとっても、デジカメ、スマホ、タブレットなど多様化しています。手軽に撮れる分撮影枚数も増えていますし、静止画だけでなく、動画もガンガン撮れます。

そして撮影された写真・動画はデータで保存され、その保存場所はパソコンだったり、Google Driveなどのクラウドストレージ上だったり、スマホやタブレット端末内だったりとバラバラになりがちです。
さらに現像しないと写真が確認できなかった昔と異なり、画面ですぐに写真を確認できるためプリントする必要性にも迫られず、データのまま放置される…

現在の写真をとりまく環境は、手軽で便利なものへと整ってきましたが、その分複雑化・多様化しています。
「データをどこに保存するか」「動画はどうやって整理するか」「プリントするかフォトブックにするか」など考えることは山積みです。
どこから手をつけていいのか正直迷ってしまいますよね。

 

頑張って作ろうとしすぎ

アルバムは一生残るものだからと、張り切って一枚づつコメントを書いたり、コラージュや装飾に凝ったり、頑張って作ろうとしても結局長続きしません。

我が家も第一子が生まれた直後、育休中の妻が頑張って作ろうとしたことがありました。
赤ちゃんの世話は手が掛かるものでなかなか時間がとれず、そのうちに仕事の復帰が決まり、結局最後までは仕上げることができませんでした。

子どもへの愛情や想いを残してあげたい気持ちが勝るあまり、
時間がかかりすぎると結局形にならないまま終わってしまうということも。
そして子どもの成長は早いものです。
一つのアルバムづくりに時間をかけているうちに次々に写真が溜まっていってしまいます。

 

じゃあどうしたらいいの?

例えば調理の際時間がなかったら、時短レシピを使ったり、レトルト食品など手軽・簡単な方法で済ますこともありますよね。ズボラ飯なんて言い方もあります。

写真の整理に関しても、キーワードは「時短・手軽・簡単・ズボラ」です!

完璧にやろうとか、丁寧にやろうとか考えなくていいんです。とにかく手軽に簡単な方法で長く続けることこそが、写真を溜めずにきちんと整理するための第一歩です。

時短・ズボラというと手を抜いているように思われる方もいるかもしれませんが、何も時間と手間をかけコメントがぎっしりかかれたようなアルバムだけが、愛情がこもっているというわけではありません。
写真の整理に悩む方というのは、それだけ多くの写真を撮っている方です。その一枚一枚の写真は、ママ・パパの我が子へのまなざしそのものです。
ママだから撮れた子どもの笑顔、パパに見せた一瞬の表情。
そんな写真そのものから、きっとママ・パパの子どもへの愛情は感じられると思いますよ。

写真の整理は苦手な方でも、我が子や家族の写真を見ることは好きだと思います。まずは「こんなことあったなぁ」など写真を楽しみながら、気負わずに写真整理をはじめてみましょう。

今回は写真整理を続けるための心構え的な内容でしたが、より具体的な方法もどんどん紹介していければと思います。